やっぱりゲーム攻略ライターはオススメできない〜悪魔のポイント制〜
こんにちは。前回ゲーム攻略ライターになるのはやめておいた方が良いという記事を投稿しました。
GameWithをはじめ、Game8、Appmediaなどさまざまなゲーム攻略サイトが増えた昨今で、ライターを目指す人も多いと思います。
しかし、ライターの待遇は日に日に悪化していっています。
今回は特に最近問題になっているポイント制について紹介します。
(*すべての会社が実施している訳ではありません)
ポイント制とは?
前回の記事でも解説しましたが、ポイント制とはタスク毎にポイントを決め、1日の業務量を決める制度です。(例:記事作成に4時間、攻略の検証に2時間、データ入力に2時間など)
実際、日報などは多くの企業で作成しているでしょうし、この制度自体に問題はありません。
しかし、これは業務委託という就業形態を悪用した制度だと考えられます。
問題点①:仕事量に応じて給料が決まる
ポイント制の一番の問題点として、1日の仕事量が決まっており、それを達成できなければ減給されるという点です。
極端な話、月に600ポイント分必要なところ、200ポイントしか達成できない場合、給料が3分の1になります。
ディレクターが厳しいタイトルでは平気で、終わらない作業を押し付けてきます。(寧ろ達成できてると上から詰められるらしい)
業務委託なのか分かりませんが、そんな労働基準法を無視したような働き方がまかり通ってしまいます。
逆に頑張れば給料上がるんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、基本的に一定額を超えないように調整されるので、やる気も出ません。
問題点②:休みが消える
問題点の1つ目でも書きましたが、1日の業務が決められていて、達成できなければ減給されます。
例えば、風邪など体調不良で休む場合はどうなるのでしょうか?
結論は、1日分の給料が減るor土日に振り返り出勤です。
有休や病休は無いので病気にで長期入院になると給料が0になります。
ちなみに、祝日も普通に出勤なので、基本的に休みは土日のみです。
問題点③:記事の質が落ちる
今までは土日や作業の空き時間にゲームの攻略をしていましたが、攻略に当てる時間がほとんど無くなり、給料も上がらないのでモチベーションも維持できません。
結果的に記事の質が落ち、PVも減り、サイトのユーザーも企業もライターも誰も得をしない状況になってしまっています。
終わりに
課金補助も削減傾向にあり、業務量が増えているのに給料が減っていっているのが、今のゲーム攻略ライターの現状です。
今後現在のライターは辞めていく人が続出すると思います。
すべてのサイトが導入している訳ではないと思うので、これからライターを目指す人は面接などで、不明点はすべて確認しましょう。
ゲーム攻略ライターになるのはやめといた方がいい【オススメしない理由】
皆さんはゲーム攻略ライターと聞くとどのようなイメージがあるでしょうか?
好きなゲームで仕事にするのは楽しそう、常にゲームのこと考えて生活するのは辛そうなど、さまざまかと思います。
タイトルにもある通り、結論を言えばゲーム攻略ライターはオススメしません。半年間ゲーム攻略ライターとして働いた結果、なぜオススメしないのかを紹介します。これからライターを目指す人の参考になればと思います。
ゲーム攻略ライターとは?
ゲーム攻略ライターとは、その名の通り担当するゲームを攻略し、記事化する仕事です。勘違いされやすいですが、勤務時間中、自由にゲームできる訳ではありません。
検証という名目である程度の時間は用意されますが、全くもって足りません。
足りない時間はどうするのか?となった場合に使われるのがインセンティブ制度です。
インセンティブ制度
攻略ライター1つ目の問題として、このインセンティブ制度があるかと思います。
先程も言った通り、ゲームの更新が夜中や休日になることもあり、攻略の時間は足りません。
時間外の攻略はインセンティブによって支払われます。例えば、20時間プレイしたら〇円、100時間プレイしたら、〇円などです。
このインセンティブは時給換算すると、最低賃金を大きく下回ります。恐らくですが、この制度のために、攻略ライターをアルバイトや業務委託で雇用契約されているのではないかと思います。
しかし、少ないとは言ってもインセンティブがないと生活できない&攻略記事が書けないので、休日もゲーム攻略に時間を費やす必要があります。
正社員並みの時間管理
インセンティブ制度について触れた際、攻略ライターはアルバイトや業務委託の人が多いと書きました。
フリーランスと聞くと自由で、好きな時間に働けるというイメージがありますが、実際はキツいです。
勤務時間も決まっており、その日の仕事もタスク毎に決められています。(記事作成に4時間、攻略の検証に2時間、データ入力に2時間など)
また、このような時間管理は今後ますます厳しくなり、時間内にその日の仕事が終わらない場合や、仕事量が少ない場合は減給も検討しているとのことです。
ちなみに、業務委託なので残業代は出ません(笑)終わらなかったらサービス残業です。
休みも多くはありません。基本的には土日休みですが祝日は出勤です。ゲームの更新によっては土日や年末年始も出勤しないといけません。
自分の好きなゲームが担当とは限らない
これは私が攻略ライターになる前に、ネットで検索してても書かれていたことですが、好きなゲームが担当になるとは限りません。
もちろん、最初に希望を聞かれ、多くの場合、最初は自分の希望するゲームの担当になります。
しかし、もし担当するゲームのサービスが終了したら、PVが伸びず攻略を打ち切るとなったら、全くやったことのないジャンルのゲームに担当替えになる可能性があります。
また、今後は1人で複数のタイトルを担当させる方針もあり、仕事量の増大や適性とのミスマッチの恐れがあります。
その他の理由
他にも、他社との競争激化、運動不足で体調を崩しがち、給料・休日の少ない(福利厚生面)、いつクビになるか分からない、キャリアアップが目指しづらい、ライターになる為の条件が難しいなど、さまざまあります。
結論:ゲーム攻略ライターはオススメしない
大分愚痴っぽくなってしまいましたが、これがゲーム攻略ライターの現状です。
ライターの多くはゲームが好きで、好きなゲームの良さを多くの人に知ってもらいたいとか、好きなことで楽しく仕事したいと思って始めますが、大体はきつい時が来ます。
オススメはしませんが、ゲームが好きで上記のことに耐えられるならやってみるのもアリだと思います。
好きなゲームに触れられる時間が増えるし、在宅なので人とも会わず、出勤にかかる時間もありません。データ入力作業でExcelの知識が身に付くなど、人によっては合うので試しに応募するのも良いかと思います。
この記事を読んで、思っていた仕事と違う…とミスマッチが起こらないようにしていただけたら幸いです。
攻略記事の作成とこの様なブログでは勝手が違い、読みづらかったかと思われますがお許しください。何か質問・意見・ご感想があればコメントください。